北の国から

お届けする雑記

夢を買う。

こんにちは、
ほーです。

 

実は先月サマージャンボ宝くじを買いました。
いままで自分で買ったことはなかったんですけれども買ってみました。

なぜ買ってみようと思ったのかと言いますと、
ちょうど先月に平泉の中尊寺に行きまして、山道を歩いていたら蛇を
見つけたんですね。野生の蛇を生で見るのははじめてでした。
寺社で蛇を見るのは何かのメッセージではないかと思ってググって見ると
「吉祥、金運がUPする前兆」
とか出てくるので、お参りに言った後にも関わらず

「今宝くじ買ったら当たるのでは・・・」
なんて俗っぽい考えが頭をかすめたため帰り道で宝くじを買いました。
中尊寺金閣寺は金運が上がるとも評判みたいなので、本気で

 

一等五億円なんて当たっちゃったらどうしよ~げへ

 

と思ってました。
その結果どうなったかといいますと

 

 

 

ハズレだった!

正確に言うと連番で3000円分買って3300円分当たりました。笑
10%増になってキャッシュバックだー!やったー!

マイナスにならなかっただけよかったですが
なぜかなんの根拠もなく本気で1000万くらいは当たるんじゃないかと思ってました。非常に無念です。

当選番号が発表されるそのときまで色々な妄想に耽っていました。

 

近所の中古の一軒家を買っちゃおうか。
バイト辞めちゃおうか。
海外旅行行き放題だなぁ。
自分の部屋の家具も買い換えちゃおう。
えへ、えへへ。

それはそれはたくさんの夢をみました。
宝くじを買わなければ、
根拠のない自信がなければ、
普段は決して見ることのできない夢だったでしょう。

 

 

宝くじなんて何枚買おうが高額当選する確率のほうが低い事くらい
幼いころから知っていた。

だから毎回宝くじを買う父親が不思議でならなかった。

あるとき私は父に尋ねてみたことがある。

「どうして当たらないってわかっているのに宝くじを買うの?」

父は笑いながら言うのでした。

「お父さんはね、夢を買っているんだよ。」

高額当選なんて夢のまた夢な事くらいわかってはいる。
お金を当てるためにくじを買うんじゃない。
当たったらどうしようと夢に耽るために買うのだ。

父は熱く語っていた。

 

当時の私はそれが理解できず、当たらないくじにお金を費やすくらいなら貯金すればいいのにと思っていました。
でも、父の言うことがが今わかった気がするのです。
しかし
それは世の中金であるという悲しき真実を見られるくらいの大人になってしまったということでもあるのでしょう。
金で夢を買い、金の中に夢を見る。
(ちなみにうちの弟は世の中金と友情だ、といっていました)

 

なお、上記の父の話を高校のころ友人にしたところ
「うちのお父さんも同じこといってたー」
と言っていたので父親というのはそういうことを語りたくなる生き物なのかもしれません。

 

 

あー、次は当たらないかなぁ。

 

 

 

それでは^^